タイダルフォース
美浦・中舘英二 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(20/03/19)［ＮＦ空港］「呼吸の苦しさを解消するには喉の再手術を行うことがベターと考えて、処置を行うことを前提に社台ホースクリニックで検査を行いました。その結果、ヒダの切除自体は軽微なオペで済むものの本馬はその対象とはならないとの見解でした。それでも競走能力に影響している可能性は大で、このままでは見通しは暗いと言わざるを得ず、保険特約の適用を模索したところ、能力喪失の判定が下りたことを受けて、現役続行をあきらめることになりました。つらいところが解消すれば見直せる部分もあったのではないかと思うととても残念です」（空港担当者）「残された可能性に賭けて何とかしてあげたいと試行錯誤しながら考えていただいていましたので、苦しさが解消し、無事に帰ってくることができたなら、ここ２戦とは違う走りをお見せできるかもしれず、その際は誠心誠意取り組み、再びいい状態でレースへ送り出したいと思っていました。しかし、各所で状態を見てもらっていく中で状況が芳しくない方向へと変化していき、現状の苦しさを解消することは難しいのではないかという報告をクラブならびに牧場からいただきました。一番最初に見せていただいた時の印象がとても良く、これだけ格好のいい馬を預けていただけると知って、とても嬉しくなったことを今でも覚えています。しかし、喉の不安を発症し、そのときに苦しさを覚えてしまったためか、その後は所々で走ることに対してネガティヴな仕草を見せていたので、ずっと心配していました。トレセンに来てからもフレッシュな時はいい動きを見せてくれることがありましたが、競馬へ向けてトレーニングを強化していくと精神的にも体力的にも辛くなる一方でした。苦しささえなくなれば変わる可能性はあるはずと考えていたのですが…。温かいご声援を会員の皆様にいただいていただけに結果で応えたかったのですが、それを叶えることができず誠に申し訳ございません」（中舘師）ＯｕｒＢｌｏｏｄを代表する血統と言っていいスルーレートの仔で、募集時に見せた馬体の良さに魅かれたことはもちろん、素晴らしい成長を遂げてくれることを願っていました。しかし、育成時代に喉の不安が見つかり、オペ自体は無事に済んだものの、精神的な苦しさが解消することはありませんでした。再度、喉にアプローチし、その苦しさをなくすことができないかと検査を重ね、各獣医師の見解をうかがいながら可能性を模索したのですが、最終的には見通しが暗いという結論が出てしまいました。一時期、希望の光が射したと思われたこともあっただけに、このような結末になってしまったことを非常に残念に思いますが、厳しい状況とわかったことから中舘英二調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様には誠に残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の皆様へは追って書面を持ちましてご案内いたします。 (20/03/12)［ＮＦ空港］この中間はウォーキングマシンでの調整を行っています。「先週の金曜日に北海道へ戻ってきています。移動してきたばかりですので、まずは疲れをしっかり癒した上で喉のチェックを行い、今後の具体的な方針を検討していく考えです」（空港担当者） (20/03/05)［ＮＦ空港］５日にＮＦ空港へ向けて移動しました。 (20/03/03)［ＮＦ天栄］軽めの調整を行っています。「トレセンで診てもらった際は以前行ったオペは綺麗で、そこのトラブルはなさそうというものだったのですが、こちらで改めて確認するとヒダが呼吸の妨げになっている可能性があり、切除を考えたほうがいいかもということでした。天栄と北海道の獣医師間で相談し、検討した結果、ただ使うだけになってしまうかもしれない今のままよりも、苦しさの原因と思われる部分を取り除き、少しでも可能性を見いだせるように丁寧に接していければということで、オペを検討することになりました。手術自体はそこまで難しいものではないのですが、設備等の兼ね合いもあって、タイミングを見て北海道へ移動し、現地で最終確認して判断してもらうことになります」（天栄担当者） (20/02/26)［ＮＦ天栄］２５日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「レース後の脚元の疲れが完全に癒えたわけではありませんが、ゴトゴト感はいくらか楽にはなっているかなという状態でした。そのようななかで喉の状態を確認することにし、まずは静止状態で内視鏡を入れて確認して、週末には走らせている状況での喉の状態を確認しました。弁の動きに鈍さはあったものの、既に弁を吊り上げて軌道を確保するオペをしているので今どうこうという問題のものではないということで、現時点では態勢に大きな影響はないように思えるという診断でした。そのことを踏まえて、火曜日にいったん放牧に出させていただいているので、体調を整えて次走へ向かい、何とか可能性を探っていきたいです」（中舘師） (20/02/19)［美浦トレセン］１９日は軽めの調整を行いました。「先週は今後につながるような競馬ができず申し訳ありませんでした。レース前から硬さが目立ってきていましたが、レース後の状態を見ていると特に左前脚の捌きが良くなく、気にするところがありました。痛がる素振りも見せるのでレントゲンを撮ったのですが、骨に異常はありませんでした。もう少し歩様が安定しないとすぐに動かすのはかわいそうかなと思えるので、しばらく手元に置いて様子を見ます。その間に、改めて喉の状態も確認しておこうと考えています」（中舘師） (20/02/12)［美浦トレセン］１２日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒６−５４秒６−４０秒７−１３秒９）。「先週は浅いブリンカーを着けて追い切りましたが、毎度着けていては肝心な時に効果が表れなかったりしますから、当該週の今週は着けずに動かしました。前回よりも行き出しはいいんです。それは前走後入念に乗り込まれた分なのでしょうが、それが長続きせず、直線では体が伸び切ってしまって毎度伸びが鈍ってしまうんですよね…。時計で言えば１ハロン１３秒台が出ればまだいいほうで、先週のように１４秒台になっても不思議ないくらいの脚色なんです。一時は喉の弱さもあるからな…と思っていたのですが、最近は音もそこまで目立たないですし、そういった苦しさよりも根本の部分なのかなというのは否めません。だからと言って使わずに時間ばかりをかけて変わるものでもありませんし、経験を積みながら少しでも可能性を見いだしていければという思いです。芝からダートに替えてみるのでスピードを求められにくくなるでしょうし、何とか前走よりも頑張ってくれればと思っています」（中舘師）１５日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１４００ｍ）にフォーリー騎手で出走を予定しています。 (20/02/06)［美浦トレセン］５日は軽めの調整を行いました。６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒４−５４秒７−４１秒７−１４秒５）。「先週は金曜日に時計を出しましたが、この馬として見るとまずまず動けていました。いくらか体力がついて帰ってきてくれたんだなと思えたので、今週の追い切りではさらに求めてみることにしました。今回はタイダルにスタッフ、併せている相手の馬に私が乗って併せたのですが、結果から言うと最後はちょっと苦しくなってダラッとしてしまいました。私が先行していたけれどいったん下げて後ろから突いてもみたんですけれどね…。前回からの変化という点で浅めのブリンカーを着けてみたところ前半に少し力んでいましたから、その分だけ終いが甘くなったのかなという気がしなくもないですが、最後は体が伸び切ってバテてしまっています。う〜ん…。当初は前走から条件を替えてダートにし、距離もいくらか延ばそうと思っていましたが、今日の調教から距離を延ばしすぎるのはどうかと感じたので、一応来週の東京のダート１４００ｍを軸にレースを考えていきたいです」（中舘師）今のところ１５日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (20/01/30)［美浦トレセン］２９日、３０日は軽めの調整を行いました。「天栄での様子を聞いていると、馬の格好は良いものの、それがなかなか思うように走りに繋がってこないとのことでした。昔、苦しいことを経験したとかで、気持ちの影響があるのでしょうか…。悩ましいのは変わりないのですが、何とかこの馬の良さを引き出せるようにしていきたいです。週末に入れて東京開催中の出走を目指して進め出しています。当初は今日追い切ろうかなと思っていたものの、いきなり週２本強いところをやる必要もないように思えたので、今日ではなく明日か週末にスライドします。体調自体は悪くなさそうなので、適度に負荷をかけていき、３週目あたりのレースを考えていけるようにしたいです」（中舘師） (20/01/25)［美浦トレセン］２５日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (20/01/21)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「この馬なりに順調に調教を積めてはいたので、中舘調教師と相談した結果、近々トレセンへ入れて東京開催での出走を目指していくことになりました。早ければ今週、もしくは来週あたりに移動することになると思いますので、それまでは体調管理をしっかりと行っていきます」（天栄担当者） (20/01/15)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「先週の様子からだいぶ上向いてきたかなと思えるようになってきたので、この中間より坂路調教を取り入れ始め、今週もある程度しっかりと動かすようにしています。日を選んで坂路に入れて、段々と負荷をかけていこうと考えています」（天栄担当者） (20/01/08)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「入場してきた当初に比べるとだいぶ疲れは癒えてきていますね。ただし、ビシッと動かしていくにはまだ心許ないため、週明けはトレッドミルと周回コースでのキャンター調整にしています。この後の様子を見て徐々に坂路を交えた本格的な調教へ移行していき、次走へ向けてトレーニングしていきたいです」（天栄担当者） (19/12/24)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週と同様にトレッドミルと軽めの乗りを適度に織り交ぜる形で体を動かしています。背腰のケアを引き続き行って、もう少し楽な状態にしてから本格的な乗り込みを始めていきたいと思っています。馬体重は４５８キロです」（天栄担当者） (19/12/17)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「相変わらず馬体には傷みが見られます。走ってなさそうに見えましたが、背腰を中心に結構ダメージがあるので悩ましい限りです。軽く乗り出してはいますが、しばらくはじっくりと調整していくほかないかと考えています」（天栄担当者） (19/12/10)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整を行っています。「１週間ほど前に帰ってきていますが、背中、腰に張りがあり、疲れが見られる状態のため、すぐに乗り出さずにケア重点で調整しています。前回の調整時の感触から少なくともあれほど走れないとは思わなかったので、レース時には苦しさを抱えていたのかもしれません。改めてよく見ていき、少しでもいいパフォーマンスを発揮できるように乗っていければと思っています」（天栄担当者） (19/12/04)［ＮＦ天栄］３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。「先週は良さをお見せできず申し訳ありません。調教の動きからいきなり行けると強気には言いづらかったのですが、想像以上にレースで対応できなかったですね…。オペ前の喉の苦しさを覚えているのか、単にまだ対応できる状況にないということなのか…。どちらかというと後者ではないのかなとは思うものの、フットワークはいいのに自らグッと進んでいく感じではないので、そのあたりは適度に実戦も織り交ぜつつ成長を図っていくほかないでしょう。火曜日に放牧に出していますが、天栄でしっかりと乗り込んでもらって次走を検討していきたいです」（中舘師） (19/11/27)［美浦トレセン］２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒１−５４秒４−４０秒３−１２秒７）。「今週の競馬を予定しているので当該週の追い切りは水曜日に行うことにしました。いちばん早い時間帯の組で馬場入りし、ほかの馬たちと併せる形を採りました。目の前を走る馬を目標にしつつ内から並びかけていこうとしたのですが、正直に言えばギアが足りない感じの走りでしたね…。頭の位置は悪くないですし、体も使っていて走り自体はとてもいいものの、走りをわかっていないのと体力という基礎の部分で物足りないのかなという印象を受けます。喉の音はしますが、それがパフォーマンスに影響している感じはそこまでありません。今朝は特に馬場が湿っていて走りづらい状況だったので、走りやすい実戦の馬場に行って変わってくれたらという思いです。除外の可能性も十分に考えられるので弾かれたらスライドするほかありませんが、今週であればビュイックが乗れるということなので、彼にしっかりと動かしてもらい、競馬を覚えて次回以降に活かしていきたいです」（中舘師）３０日の中山競馬（２歳新馬・芝１２００ｍ）にビュイック騎手で出走を予定しています。 (19/11/21)［美浦トレセン］２０日は軽めの調整を行いました。２１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒６−５４秒９−４０秒３−１３秒２）。「先週の追い切りは真ん中に入れましたが、今日は追いかける形を採りました。正直に言えば、動きに物足りなさはありました。先週は気持ちが違う方へ向きそうな感じがしたのですが、今日はそういうところが目立っていたわけではなく、走ろうという気はありました。ただ、まだ体力的に対応しきれないところがあるのか動ききれないような印象で、追いかけているけれど追いつけないような走りでしたね…。極端な話ですが、たとえ１〜２週間延ばしてもそこまで変わらないのかなとも思うので、まずは実戦を経験し、レースで走ることを覚えさせ、その後の成長を図るようにしたほうがいいかなと考えています」（中舘師）今のところ３０日の中山競馬（２歳新馬・芝１２００ｍ）に出走を予定しています。 (19/11/14)［美浦トレセン］１３日は軽めの調整を行いました。１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒４−５３秒２−３９秒５−１３秒２）。「先週の金曜日にウッドチップコースでサッと動かすようにして追い切っていて、今週は木曜日にウッドチップコースで追い切ることにしました。今日は僕が跨り３頭併せの真ん中に入れるようにして動かしました。今回の印象だけで言うと、ちょっとズルいようなところがあるかな…。ハミに向かってきて一生懸命に走るというよりはちょっと頭を上げ気味にして、何か違うほうへ気持ちを向けそうな感じがしました。だからと言って悪いというわけではありませんが、集中させるということを覚えさせたほうがいいのかなというイメージを持ちましたね。喉に関しては若干音がします。それが走りに大きく影響しているというほどではないと思いますが、昔疾患があったということは確かで音も残りますから、長い距離がいいということにもならないのかなと思います。喉のこと、そして気持ちが散漫になりがちなのであえて１２００ｍ戦へ向かいビシッと動かして競馬を覚えさせるという形を採ったほうが先々につながりそうなので、今のところ再来週の１２００ｍを本線に考えるつもりです」（中舘師）状況如何で変更する可能性もありますが、今のところ３０日の中山競馬（２歳新馬・芝１２００ｍ）に出走を予定しています。 (19/11/06)［美浦トレセン］６日は軽めの調整を行いました。「先週の土曜日の検疫を確保してトレセンに戻しています。ゲート試験後に天栄に出して乗り込んでもらっていましたが、その時に想像していた以上のいい体にして送り出してくれましたよ。しっかり乗り込まれたんだなと思える筋肉があります。だからと言って普段の様子では苦しさがそこまで出ていません。週に１本の追い切りがいいと思っているので今週は金曜日か週末に行うつもりです。それによってどう変化するかひとうポイントでしょうが、現状のいい雰囲気を保ったまま進めていければいいなと考えています」（中舘師） (19/11/02)［美浦トレセン］２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (19/10/29)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「中舘調教師と改めて話をした結果、中山の前半戦を最短目標にしようということで、早ければ今週もしくは来週あたりにトレセンへ移動することになりました。馬体重は４５０キロです」（天栄担当者） (19/10/23)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「調教自体は順調に進められていますが、適性に関してはまだつかみきれていない状況です。距離に関しては体つき、気性、動きを見る限り距離は長くなさそうですが、どこからスタートすべきかは悩みます。中舘調教師と話をしていますが、条件はひとまず置いておくとして、このまま順調に乗り込めれば年内のデビューを目指していきたいということで話はまとまっています」（天栄担当者） (19/10/15)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「引き続き、体力面の構築を図れるようにじっくり乗り込んでいますが、幸いなことに脚元や体調面に翳りは見られず、課されたトレーニングを問題なく消化できています。精神的にも我慢が利いていることもあり、このまま辛抱強く動かしていくことで、年内のデビューが可能になるように持っていければと考えています」（天栄担当者） (19/10/08)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「先週行っていた調教からひとつ進めて今週は１４−１４を２本乗るメニューにしています。体はだいぶ良くなっていると中舘調教師が来場された際に喜んでいただけたのですが、それでも体力的にはまだこれからという状態であるのは否めません。可能であれば１１月中のデビューを目指したいと考えていますが、あくまでもこの後の様子を見ながら相談していくことになると思います」（天栄担当者） (19/10/01)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「継続して乗り込むことはできていますが、負荷を求めるときでも時計はまだ３ハロン４３秒前後です。動き自体は悪くないものの、あまり求めすぎると堪えてしまいそうにも思えます。そういった状況なので、このあたりでデビューさせたいと早々に決めるのではなく、しばらくは成長に充てることにして、その中でいいなと思えたところで中舘調教師と相談していきます。馬体重は４５３キロです」（天栄担当者） (19/09/24)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「天栄で調教をスタートさせてから特に大きな問題はなく、順調に進められています。それでも今後の乗り込みは必要な状況ですから、デビューは早くても１１月かそのあとくらいになると思います」（天栄担当者） (19/09/17)［ＮＦ天栄］トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４〜１５秒のキャンター調整を取り入れています。「ゲート試験に受かるまでに少し手こずったとのことでしたが、無事に受かり先週天栄へ放牧に出てきています。ちょっと難しいところがあるようですが、今のところは問題なく調教を開始できていますよ。体力を養っていけるように地道に乗っていきたいです」（天栄担当者） (19/09/13)［ＮＦ天栄］１３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。 (19/09/11)［美浦トレセン］１１日は軽めの調整を行いました。「何とか試験を合格させられたのですが、その分だけ反動が出ないか心配だったので慎重に様子を見ています。ただ、それも心配なかったようで大丈夫そう。試験翌日はさすがに楽をさせましたが日曜日にはコースに入れています。速いところではないのですがゆったりと動かしたときのアクションが良かったですね。これまでは坂路１本のぼってゲートという繰り返しだったのですが、その登坂時の息遣いがあまりよくなかったのでオペをしたけれど…と半信半疑になっていました。しかし、日曜日はそういったことはなく、こなしもいいからオッと思いました。ただし、根本的な体力はまだ足りていない状態なので、金曜日か週末あたりにいったん天栄へ放牧に出して現地で乗り込んでもらおうと考えています」（中舘師） (19/09/06)［美浦トレセン］６日にゲート試験を受けて無事に合格しました。「再三試験にトライしてきてうまく行かなかったので僕の心がおれそうだったのですが、気を取り直して、場所を変えるなど試行錯誤したうえで今朝改めて受験したところ、何とか形をまとめられ無事に合格することができました。心身ともに苦しさが強くなりすぎる前にクリアできてホッとしています。とは言えだいぶ我慢して頑張ってくれたと思うので、いったん出して疲れを取り、成長を図るための乗り込みを牧場で行ってもらおうと考えています」（中舘師） (19/09/05)［美浦トレセン］4日、５日はゲート練習中心のメニューを行いました。「様子を見つつ練習を行っていたゲートの状況は悪くないかなと感じたので先週末から試験にトライしているんです。実際のところ、入り、駐立は悪くはないのですが、出てから尻っぱねをしてしまうんです。今週も同様で、その尻っぱねがなかなか解消されません。発送員からもそこを指摘されていて現時点では合格をあげられないということだったので悩ましいですね…。合格寸前のところまで来ている状況なんです。その行動がトモが苦しくてなのか、精神的に乗り手の指示に聞かないようなところがあってそうするのか…。判断は難しいものの、前者の可能性のほうがあるのかなとも感じているので、もう少しトライしてみますが苦しさが前面に出てくるようであれば仕切りなおすことも考えなければいけないのかもしれません」（中舘師） (19/08/28)［美浦トレセン］２８日はゲート練習中心のメニューを行いました。「先週末に無事入厩しています。天栄でひと休みしたうえで入ってきているので疲れは軽減できているとは思いましたが、用心して確認していました。幸いにもガクッと来ることはなかったので乗り出していますよ。喉の手術を受けた馬ですが、聞き耳を立てればわずかに音はしているようにも感じられるので、速いところをやっていない現時点では正直に言うと半信半疑な気持ちですが、そのあたりは慎重に探っていきます。牧場では結構気難しいところを見せることがあったようで牧場スタッフからは脅かされていたのですが、入ってきてここまでの数日の間ではそういったことは見せていません。新しい環境に変わったばかりなのでまだ本質を見せていないのかもしれませんが、本当に悪い馬は環境が変わったばかりだからといったことはお構いなしでやるので、今見せていないのだからおそらく根っから悪いわけではないと思いますよ。さっそくゲート練習を始めていて、出すところまで行っています。まだ速くダッシュできるわけではないものの、ひと通りのことは問題なくこなせたので、練習を重ねていき早いうちに試験を合格させられればと思っています」（中舘師） (19/08/24)［美浦トレセン］２４日に美浦トレセン・中舘英二厩舎へ入厩しました。 (19/08/22)［ＮＦ天栄］２２日にＮＦ天栄へ向けて移動しました。タイミングを見て美浦トレセンへ入厩する予定です。「厩舎サイドと相談した結果、一先ずゲート試験の合格を目指して本州へ移すことになりました。早ければ今週末の検疫で美浦へ入厩する予定ですので、スムーズに長距離輸送をクリアしてほしいです」（空港担当者） (19/08/15)［ＮＦ空港］馬体重：461kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１４〜１５秒のキャンターで２本登坂しています。気性的に難しい部分を持ち合わせた馬ではありますが、現状では走り出しさえすれば問題は見られません。実際に調教の動きやカイバ食いは良好で、以前より体のバランスは整ってきた印象です。引き続き、本州移動に備えて乗り込みを進めていきます。 (19/07/31)［ＮＦ空港］現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１４〜１６秒のキャンターで２本登坂しています。背腰が張りやすいので、ショックウェーブでケアを施しつつ進めるようにしています。調教ではとても良い動きを披露しており、今後も心身の状態を見つつ本州移動に向けて取り組んでいく考えです。 (19/07/16)［ＮＦ空港］馬体重：468kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒のキャンターで１本登坂しています。継続的にハロン１５秒ペースで負荷をかけていますが、動きは着実に良化傾向にあると言っていいでしょう。気性は少しずつ安定してきていますが、まだ気持ちが入りやすい部分は残るので、その点を考慮しつつ進めていこうと考えています。 (19/06/28)［ＮＦ空港］現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒のキャンターで１本登坂しています。引き続き、順調にメニューをこなすことができており、カイバ食いを含め体調面で不安を見せることはありません。精神面の成長が当面の課題で、その部分を考慮した上で日々のメニューを進めていこうと考えています。 (19/06/14)［ＮＦ空港］馬体重：457kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１５〜１６秒のキャンターで１本登坂しています。徐々にピッチを上げてきていますが、動き自体は手術前と比べても遜色ありません。乗り出したことでより体に栄養が回るようになり、毛ヅヤや張りは良化の一途を辿っています。この中間に行った喉の検査結果も良好でしたので、このまま進めていきたいところです。 (19/05/31)［ＮＦ空港］この中間から坂路でのメニューを開始しており、現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７〜１８秒のキャンターで１本登坂しています。坂路での調教をスタートしていますが、ここまでは大きな不安もなく取り組めています。カイバ食いは良好ですので、この調子で馴らしていけば順次負荷を高めていくことができそうです。 (19/05/15)［ＮＦ空港］馬体重：462kg　現在は周回ダートコースで軽めのキャンター調整を中心としたメニューで進めています。まだ体を上手く使えていない印象ですが、騎乗運動を開始したばかりということもあるので、少しずつ改善を図っていこうと考えています。術後の様子に大きな問題はありませんが、気持ちが入り過ぎる面があるので、慎重にメニューを進めていく予定です。 (19/04/26)［ＮＦ空港］体調は安定しており、カイバ食いで不安を見せることはありませんでしたので、この中間から騎乗運動を再開しており、現在は周回ダートコースで軽めのキャンター調整を中心とした内容で進めています。ここまでの経緯を鑑みて軽めに留めていますが、今後は喉の状態を含めて経過を見ながら進めていければと考えています。 (19/04/15)［ＮＦ空港］馬体重：449kg　現在はウォーキングマシンでの調整メニューを行っています。引き続き、マシン運動で様子を見ながら進めていますが、ここまでの過程で問題となる部分はありません。体調やカイバ食いは安定しており、馬房内では落ち着いて過ごすことができていますので、折を見て調教を開始していく予定です。 (19/03/29)［ＮＦ空港］術後の経過は安定しており、現在はウォーキングマシンでの調整を行っています。無事に手術は終了しましたので、現在は体力の回復に努めている段階です。現状では不安を解消できたと見ているので、再度乗り込みをこなしていくことで、デビューへ向けて取り組んでいければと考えています。 (19/03/23)［ＮＦ空港］２２日に喉の手術を行い、無事に終了しました。「昨日、社台ホースクリックで喉の手術を行っており、問題なく終了しています。今回は米国から来日している喉の手術を専門としている医師に執刀してもらい、喉頭形成手術と声帯の除去を行っています。複数の処置を施したことで、気道を確保しやすくなって呼吸は楽になるでしょうし、今後は術後の状態次第ではありますが、体調に変わりがなければ少しずつ動かしていければと思います」（空港担当者） (19/03/21)［ＮＦ空港］この中間に喉の内視鏡検査を行った結果、喉鳴りの所見が認められました。近日中に喉の手術を行う予定です。「この中間に検査を行った結果、喉鳴りの所見が見られ、手術を行った方がいいだろうという話になりました。本来であれば、もう少し様子を見た上で手術を検討すべきところなのかもしれませんが、能力を感じさせる馬なので、早めに処置を施したいと思います」（空港担当者） (19/03/15)［ＮＦ空港］馬体重：452kg　徐々に坂路での調教ペースを上げていきたいところでしたが、ハロン１６秒台を切ると動きのキレが悪くなってしまったため、現在は周回ダートコースで軽めのキャンター調整を中心としたメニューで進めています。少し気が入りやすい部分はありましたが、ここにきての息遣いはあまり良いものとは言えなくなっています。折を見て喉の検査を行うことも視野に入れています。 (19/02/28)［ＮＦ空港］現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６秒のキャンターで２本登坂しています。継続的に負荷をかけて鍛えてきたことで、体には見るからに筋肉が付いてきました。理想を言えば更に大きくなってきてほしいところですが、現状では良い成長を見せていると言えそうです。ただ、重苦しさはまだ残っているので、乗り込むことで良化につなげていければと思います。 (19/02/15)［ＮＦ空港］馬体重：455kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒のキャンターで２本登坂しています。馬体に張りが出てくるなど良い状態に映りますが、理想を言えばもう一回り馬体が大きくなってほしいところです。馬房内でピリピリすることはなく、カイバ食いは良好なので、更なる良化を促せるように取り組んでいきます。 (19/01/31)［ＮＦ空港］現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒のキャンターで２本登坂しています。継続的に負荷をかけてきたことで、体には張りが出てきており、見栄えのするボディに仕上がってきた印象を受けます。調教の動きは悪くないものの、多少ぎこちない面はあるので、上手く修正していくことで、更なる良化に努めていければと思います。 (19/01/15)［ＮＦ空港］馬体重：442kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒のキャンターで２本登坂しています。年末年始の休養期間を挟みましたが、体に張りが出て大きく見せるようになり、良いリフレッシュが図れたように思います。まだ見た目に幼い部分は残っていますが、成長途上なので、これからどんどん変わり身を見せてくれることでしょう。 (18/12/21)［ＮＦ空港］馬体重：449kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１６〜１７秒のキャンターで２本登坂しています。これまでは少し神経質なところがありましたが、今はリラックスして日々の調教に取り組めています。実際に動きにはメリハリが出てきており、脚の運びを見ても格段に良くなってきているのがよく分かります。 (18/11/30)［ＮＦ空港］馬体重：444kg　現在は周回ダートコースでの軽めのキャンター調整を中心に、週２回９００ｍ屋内坂路コースをハロン１７〜１８秒のキャンターで２本登坂しています。以前より精神的な幼さを見せることは少なくなりましたが、集中力が持続しない印象を受けます。騎乗者の指示は少しずつ聞けるようになってきているので、メニューを消化しつつ心身の状態を上向かせていければと考えています。 (18/10/31)［ＮＦ空港］馬体重：440kg　現在は週１日９００ｍ屋内坂路コースをハロン１８秒のキャンター２本駆け上がっており、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。疲れが蓄積した影響で皮膚病が出たこともありましたので、適度にリフレッシュを挟みつつ進めるようにしています。少し反抗的な面を見せることはありますが、現状では素直に物事を対処できているので、良い方に進んでいると考えています。 (18/09/28)［ＮＦ空港］馬体重：443kg　ＮＦ空港へ移動するまでは順調に夜間放牧を行っていました。現在は騎乗馴致を終え、ロンギ場でフラットワークを開始しており、併行して調教場で馬場見せを行っています。体高はそこまであるタイプではありませんが、肩周りや臀部はいい発達を見せており、この血統らしく高いスピード能力を感じさせる体に成長しています。オンとオフの切り替えが上手で、初期馴致も問題なく行うことができました。 (18/09/18)［ＮＦ空港］４日にＮＦ空港へ移動しました。 (18/08/23)［早来Ｆ］馬体重：441kg　体高：151.5cm　胸囲：176.0cm　管囲：20.6cm

■ 募集カタログコメント／１８年募集

体高がやや低めでボリュームに満ち、ひと目見てこの一族ならではの力強さが伝わってきます。蹄が大きく、骨量豊かで丈夫そうな脚元や、肩や臀部に厚く張り出した筋肉の発育ぶりも個性を強調しており、弾力感抜群の好馬体へと完成するでしょう。よく伸びる飛節が繰り出す蹴りはシャープで、背腰が強靭なため動きの軸もピタリと定まり、普段から豪快で機敏な走りを披露しています。素直で活気のある前向きな気性も健全そのもので、心技体において母系伝来の米国底力血統の美点が表れているだけに、パワフルな快速馬として脚光を浴びることでしょう。

スルーレートの１７
牡馬・鹿毛・２０１７年２月２５日生れ（美浦・中舘英二）
生産：ノーザンファーム・繋養：ノーザンファーム空港　全４００口●総額２，４００万円
馬名：タイダルフォース
英名：Tidal Force（英語）
由来：潮汐を発生させる自然の力。父名と母名より連想

ブラックタイド 2001 黒鹿	Sunday Silence *サンデーサイレンス 1986 青鹿	Halo	Hail to Reason
			Cosmah
		Wishing Well	Understanding
			Moutain Flower
	Wind in Her Hair *ウィンドインハーヘア 1991 鹿毛	Alzao	Lyphard
			Lady Rebecca
		Burghclere	Busted
			Highclere
*スルーレート 2002 鹿毛	French Deputy *フレンチデピュティ 1992 栗毛	Deputy Minister	Vice Regent
			Mint Copy
		Mitterand	Hold Your Peace
			Laredo Lass
	Slew All *スルーオール 1990 鹿毛	Seattle Slew	Bold Reasoning
			My Charmer
		Over All	Mr. Prospector
			Full Tigress

母： スルーレートは２勝,フラワーＣ-JPN3２着,南関東入着。クイーン賞-JPN3３着。 　　［勝ち距離1600ｍ］。産駒 　　ハイアーレート(11 セ 黒鹿ゼンノロブロイ)２勝,南関東１勝,札幌２歳Ｓ-Ｇ�V３着 　　ビットレート　(12 牝 栗 スペシャルウィーク)２勝,小郡特別(芝1200ｍ) 　　メジャーレート(15 牡 栗 ダイワメジャー)１勝,現役 　　パルスレート　(16 牝 鹿 ジャスタウェイ)未出走 ２代母： *スルーオールSlew Allは米国産,米２戦,入着。産駒 　　スルーオープニングSlew Opening (96 牡Opening Verse)米９勝 　　フローザブローFlo the Blo (97 牡Theatrical)米２勝 　　*グラスミライ(98 牡栗Theatrical)１勝,東京スポーツ杯３歳Ｓ-Ｇ�V４着,岩手(公)３勝 　　オールシアトリカルAll Theatrical (00 牝Theatrical)英１勝 　　ジュエルオブザシーJewelofthesea（牝Theatrical）不出走。産駒 　　｜　　ルーニードゥードルRooney Doodle（牝Lit de Justice）北米１戦。産駒 　　｜　　　　ジーンエリザベスJean Elizabeth（牝Adios Charlie）北米４勝，Pretty Jenny S，Purple Violet S２着 　　｜　　　　ホラーフォーアダラーHollarforadollar（牝Bring the Heat）北米３勝，Pretty Jenny S２着 　　キングスミール（牝Theatrical）不出走。産駒 　　｜　　ブルミラコロ　　　（牡*キンシャサノキセキ）６勝,室町Ｓ-ＯＰ,三河Ｓ,伊勢特別,ＮＳＴ賞-ＯＰ２着,天王山Ｓ-ＯＰ２着,現役 　　マイティースルー(06 牝芦クロフネ)４勝,セレブレイション賞,春菜賞,フェアリーＳ-Ｇ�V５着 　　｜　　　　南関東入着,関東オークス-JPN2４着,産駒 　　｜　　マイティーゴールド（牡ゴールドアリュール）２勝 　　トップスカーレット（牝ダイワメジャー）１勝 ３代母： オーヴァーオールOver Allは米６勝,スピナウェイＳ-Ｇ�T,メイトロンＳ-Ｇ�T,スカイラヴィルＳ-Ｇ�U, 　　　　　　アディロンダックＳ-Ｇ�U,ランダルーシＳ-Ｇ�V,ハリウッドジュベナイルチャンピオンシップＳ-Ｇ�U４着。産駒 　　フォーオールウィノウFor AllWe Know：米４勝,レイヴンランＳ-Ｇ�U 　　ロブRobb：米６勝,ドゥワイアＳ-Ｇ�U３着。種牡馬 　　ハスラーHustler：米10 勝,Omaha H,Brooks Fields H,Harvey Arneault M-emorial H, 　　　　　　Slipton Fell H２着 ４代母： 　フルタイグレスFull Tigressは米10勝,Egret H,Alma North S,Rainbow Miss S２着, 　　　　　　Grey Flight H３着。産駒 　　リプレションRepletion：米11勝,クイーンズカウンティＨ-Ｇ�V,William Henry Harrison S, 　　｜　　　Holiday Cheer S３着,Tampa Bay Budweiser Breeders' Cup S３着。種牡馬 　　アリータイグレスAly Tigress：米２勝,Venus S２着。産駒 　　｜　ダンジグティルドーンDanzig Til Dawn：不出走。産駒 　　｜　　　フォレストダンツForest Danz：米３ 勝,Fasig-TiptonTurf Dash S, 　　｜　　　　　　Criterium S２着 　　レスリーズタイグレスLesley's Tigress：米１戦。産駒 　　　　プーマPuma：米10勝,Rocket Man S